シアターガイド 記者会見
松本潤主演『エデンの東』シアターBRAVA!へ
Date: 2005.05.24.
From: http://www.theaterguide.co.jp/
URL: http://www.theaterguide.co.jp/pressnews/2005/05/24.html
今年、没後50年を迎えたアメリカの映画スター、ジェームズ・ディーン。彼が主演した3本の映画の中から、4月には「理由なき反抗」が二宮和也主演で舞台化された。今月も、同じく人気グループ・嵐のメンバー、松本潤主演により「エデンの東」が上演され、東京グローブ座で今月21日に千秋楽を迎えた。
制作発表時から「ジェームズ・ディーンの映画ということよりも、作品の面白さにこだわる」と発言してきた松本。公開稽古で彼が見せた主人公キャルは、繊細で激情タイプのディーンと異なり、スマートさと行動力を発揮する一方で、時おり見せる暗さの中に父親から理解されない苦悩をにじませる。「稽古ではよく話し合いました」と語る言葉が充分納得できるほど、すれ違いながら決して断ち切れない家族のきずなを、現代の観客を前に生き生きと表現していた。
スタインベックの原作小説と映画をもとに、ストーリーの骨格を押さえつつ、大胆に登場人物を刈り込んだ、演出家・鈴木裕美と脚本家・青木豪コンビのリメイクぶりも見事。事件を無駄なく結びつけ、メリハリをつけるためにユーモラスなシーンを挿入し、間延びさせることがない。その場面転換のテンポの良さは、衣裳替えの回数にも表れる。松本いわく「全部で7着も着替えるんですよ。まるでコンサート(笑)」。さまざまに変化する出演者の衣裳も見どころとなった。
連日満席と大好評のうちに幕を下ろした東京グローブ座での公演に続き、今月27日からは大阪・シアターBRAVA!で上演される。
農場を営むトラスク家は、父親と高校に通う兄弟の3人暮らし。まじめで婚約者もいる兄とは逆に、気難しいキャル(松本)は父との折り合いが悪い。家族の中で孤立する中、死んだと聞いていた母の秘密を知った彼は――。
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