第10回ドラマグランプリ 助演男優賞
松本潤 チームワークでつかんだ初栄冠
Date: 2007.05.03.
From: 日刊スポーツ
By: 松田秀彦
URL: http://www6.nikkansports.com/entertainment/drama/2007/award/supporting-actor.html
��006年度(06年4月~07年3月)に放送されたドラマから優秀作品、優秀俳優を選ぶ「第10回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の各賞を発表。松本潤(23)が助演男優賞を獲得し初の栄冠に輝いた。自分が目立つことよりも、チームワークを何より重視して取り組んだ作品で評価されたことが心底うれしいという。アイドルグループ嵐のメンバーだけではなく、俳優としての視野を広げ、今後一層の飛躍が期待されている。
慌ただしかった「花より男子2」の収録が終わった松本は、プライベートで訪れたある神社で、芸能のお守りを見つけた。「気が付いたら当たり前のように共演したみんなにプレゼントしてました。これからもこの仕事をみんな続けていったら、またいつか一緒になるだろうし、その時までお互いに成長していたらいいなと思いまして」。
99年にジャニーズのアイドルグループ嵐のメンバーとしてデビュー。3年後に出演した連続ドラマ「ごくせん」で俳優として脚光を浴びた。同世代の共演者の多い学園ドラマ。芸能界の競争の激しさを感じていたこともあって「何とかして自分が目立ってやろうと考えてました」。とげとげしい関係になった訳ではないが、胸の内には競争意識をしまっていた。
それから3年後。「花より男子」のパート1に出演した。「ごくせん」でも共演した小栗旬(24)をはじめ、共演陣には松田翔太(21)阿部力(25)と同世代が並んだ。「もちろんしっかりやらなきゃという気持ちもありましたが、収録現場に行くことがとにかく楽しかった」。明確な理由は見つからなかったが、場数を踏んだことで、ある程度の手応えを自分なりに感じ始めていたことが大きかったという。心のゆとりが少しずつ自分を変えていった。
助演男優賞受賞の対象となった今回の続編では、自分なりに視野が広がったことを実感している。過密スケジュールの中で進められた収録で、スタッフ同士がこだわりをぶつけ合い、ロケ現場で激しく口論することがあった。松本は移動車の中からその様子を見ていた。どうすることもできなかったが、次の現場でその口論していたスタッフたちが黙々と自分の役割を果たしている姿を見ると、胸が熱くなった。「言いたいことは言うけど、プロとして切り替えて仕事に取り組む。以前の僕は自分のことばかり考えて、スタッフの方たちのそんな姿に気が付かなかった」。
強く芽生えたチームワーク意識は演技にも影響を及ぼした。「シーンごとに自分がどんな立ち位置にいれば、愛される作品になるのか。そんなことを常に考えてました」。
ヒロインを演じた井上真央(20)とともに主演と言ってもいい立場だった。だが、今回は助演として評価されたことが「うれしい。真央ちゃんを中心に、自分たちがどんなことができるか考え抜いた作品でしたから」。現在は、日本テレビ系ドラマ「バンビーノ!」(水曜午後10時)で主演を務めている。「自分が目立ちたいなんて思わない。面白いドラマにしたいとそれだけを考えています」。「花より男子」シリーズは、確実に松本を成長させている。
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