2007年3月5日月曜日

making

「花より男子2(リターンズ)」
現場レポート
26. 雪山ロケ

  Date: 2007.03.16.
  From: http://www.tbs.co.jp/hanadan2/
  URL: http://www.tbs.co.jp/hanadan2/report/repo26_01.html



今年の冬は “暖冬” という言葉をよく耳にしましたが、やはり雪山は寒かった…。
by webスタッフ

という訳で、行ってきました2泊3日 (いや、2泊4日?) の雪山ロケ !! 3月上旬だったので、ちょっとは暖かいのかと期待をしつつ行ったのですが、東京から出向いたキャスト&スタッフ一同にとっては「寒いッ!」の一言しか出ないマイナスの世界が広がっていました。

午前中に東京を出発し、夕方には現地へ到着。その日の夜から撮影をスタートするというハードスケジュールで、卒業プロムと並ぶ最終回の二大イベントは、時間との戦いの中で撮影されました。連日連夜、朝から晩まで撮影をし、体力的にはかなり辛いものでしたが、朝・昼・夜と全ての食事を共にしていると、ちょっとした合宿気分で、十分過ぎるぐらいにある “連帯感” がさらに強まった地方ロケになった気がします。

そんな地方ロケ最終日、最終回の超重要エピソードである “道明寺が遭難したつくしを助けるシーン” の撮影が夕方から行われました。

この日は、朝から普通に撮影をこなし、小栗くん、翔太くん、阿部くん、亜希ちゃん、恵梨香ちゃんは15時頃全てを終えて東京へ帰郷。真央ちゃんと松本くんは雪山への準備に突入。そしてスタッフは、機材等を現場まで運ぶために一足先に雪上車に乗り込んで雪山へと急ぎます。
そして、17時過ぎ、準備を終えた真央ちゃん&松本くんと残りのスタッフがゴンドラで現場に向かい、その日のゴンドラ営業は終了。つまり、現場にはキャスト&スタッフのみという静かな環境で撮影をさせてもらうことができました。まぁ、ある意味、終わるまで誰も逃げ出すことができないという過酷な状況なんですけどね (笑)。

私達が泊まっていたホテルの標高は約1,000mの所にあったのですが、実際に撮影をする現場はそこから更に400m上った標高1,400mの場所。ホテルを出発した時の気温はマイナス2度だったのですが、山の上は更に冷え込んでおり、なんとマイナス8度…。数字を聞くと震え上がると思いますが、実際は…やっぱり震え上がる寒さでした (笑)。
そんな中、18時過ぎに室内でドライ開始。2人のすぐ横には石井監督、そして周りには大勢のスタッフが3人を取り囲み、真剣な表情で見つめます。前日からどういう風につくしを運べばいいかと話し合っていて、お姫様抱っこ風にしてみたり、肩に乗っけて荷物を運ぶようにしてみたり、色々試行錯誤していた2人でしたが、最終的には石井監督とも相談しておんぶをする事にしたようで、早速おんぶをしてみた松本くん。が、ほとんど意識を失ってしまっているという設定のつくしに悪戦苦闘。と言うのも、真央ちゃんは体中の力を抜き、自分の身を松本くんに任せてしまっているので、普通のおんぶとは勝手が違うようで、だら~んと落ちてしまいそうになるのを必死に阻止しなければいけないのです。

これには思わず「お前、ちょっとは力入れろよ。頼りすぎだよ (笑)。」と苦笑いなのでした。これにてドライは終了。キャスト2人は準備に入り、スタッフは防寒着を着込んで、いよいよさむ~いさむ~い外へ飛び出していきました。
この日は、天候の悪かった前日とは違い、風ひとつ吹いていないという穏やかな夜だったので、吹雪の状況を作らなければいけないスタッフはサラサラな新雪を集めることからスタート。その雪を巨大扇風機 (通称:ハリケーン) で飛ばし、吹雪に見せるという仕組みなのです。全ての準備が整い、いよいよ真央ちゃんが満を持して登場。優紀を探し回るカットでは、ハリケーンの風力が強すぎて立っていられない程だったのですが、臨場感が出て本当に遭難しているような迫力のある映像になりました。
続いて、力が尽き、地面にうつぶせになって倒れているカットでは、顔も体も雪まみれになることに…。

うつぶせになった真央ちゃんに、容赦なくバケツの中の新雪をバサバサとかける坪井監督 (この日は助監督として大活躍でした) に「やだ~!ばか~ !!」と抗議をしていた真央ちゃん (笑)。後にも先にも監督に「ばか」と言ったのはこれっきりらしいので、それだけ過酷だったということですね。
この過酷なカットも無事終わり、いよいよ救世主・道明寺司の登場!上半身は黄色いダウンジャケットに身を包んでいましたが、なんと下半身は道明寺スタイルのまま!雪山を革靴で登るのは一苦労なようで、「大丈夫?」と聞くと「滑りそうだけど、ギリギリ大丈夫!」と言いながら集中して上っていきました。そんな松本くんが初めてハリケーンの威力を体験すると、「うおぉ!すげぇなぁ。」とこの後続くハリケーン風力地獄を覚悟した様でした。
そして、つくしを見つけ、呼びかけるカットの本番直前、ハリケーンの風力があまりにも強く、真央ちゃんの顔に雪が直面しているのが分かると、そっと手を差し伸べ壁を作って雪から顔を守ってあげていた松本くん。優しいですね。

1カット撮って冷え切った体を温めるために待機部屋へ戻り、また外に出て撮影…ということを繰り返し、ラストカットを迎えたのは開始時間から8時間経った午前2時!気温はマイナス15度まで下がっていました。

最後は、道明寺がつくしをおんぶし、山小屋への坂道をひたすら登っていくというカットでした。本番は予定よりかなり長く登らされてしまった松本くん。「カット!」の声が掛かると、「うおぉぉ」と叫びながら真央ちゃんを下ろし、自分も雪の上に倒れてしまったのでした。石井監督は「ごめんごめん、あまりに良かったからカットかけるのがもったいなくて」と謝っていました (笑)。こうして8時間に及ぶ撮影が無事終了。機材を片付け、全てのスタッフがホテルに戻ってきたのは午前4時を過ぎていたと思います。この後、スタッフは車で東京へ戻り、その日の午後からまた撮影をしたのでした…。
キャスト&スタッフの皆様、寒い中本当に本当にお疲れ様でしたッ!

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