2007年2月1日木曜日

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東芝エンタテインメント、07~08年ラインナップを発表
  Date: 2007.02.01.
  From: 日刊文化通信速報
  URL: http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=7927


東芝エンタテインメントは1月31日午後、セルリアンタワー東急ホテルで業界紙向けラインナップ発表会を開催した。07~08年公開予定作品として、洋画17本、邦画5本の計22作品を発表した。

加藤鉄也社長は「06年映画興行界で顕著だったのが邦洋のシェア逆転。過去3年ほど洋画には向かい風が吹き、洋画中心の当社としても厳しい戦いを強いられた。またインディペンデントからヒットが生まれず、韓流ブームも終焉を迎えた。これらの現況を踏まえ、07年の当社は世の中の流れ、傾向に合わせた作品構成を行った。Aロード公開の大作に主眼を置くのではなく、特徴のある作品、際立った作品を揃えた。洋画は規模ではなくクオリティを追求し、一方で邦画も強化していく。メジャー各社はシリーズものが多く新味に欠ける中で、当社はインディペンデントならではの機動性を活かして良質の作品を公開していく」と語った。

伊藤重樹配給統括部長兼営業部長は、ラインナップ全体の傾向について説明。「08年3月期(07年4月~08年3月)で、15~16本の公開本数を予定。マーケットを見据えた劇場展開を行っていく」。洋画では、『GOAL!2』は製作の遅れにより公開が昨秋から初夏に延期されたが、前作よりスケールアップし、公開直前に前作を地上波で放映する予定。他にケネス・ブラナー監督がモーツァルトのオペラを映画化した『魔笛』、ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されクロージング上映されるフランソワ・オゾン監督『エンジェル』、同社がヒットさせ韓流ブームの先駆けとなった「猟奇的な彼女」の米国版『マイ・サッシー・ガール』など「洋画は切り口に富んだ作品が揃った」(伊藤氏)。

一方の邦画は、「1月20日より『僕は妹に恋をする』が全国76館でヒット中で、良いスタートが切れた」(伊藤氏)。同社は07年、『蟲師』(3月24日渋谷東急系/大友克洋監督)と『魍魎の匣』(松竹・東急系/原田眞人監督)の2作品で、邦画のチェーン公開に初挑戦する。チェーン以外でも、マーケットの多様性に合わせフリーブッキングを積極的に推進。「『キサラギ』は初めから公開劇場(シネクイント、シネ・リーブル池袋他)をある程度想定して、ミコット・エンド・バサラと共同で企画製作した。間もなく初号があがるが、良い出来だと自負している。今回発表した5本以外でも邦画の企画製作に取り組んでおり、08年以降に公開を予定している」(伊藤氏)。

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