2008年5月13日火曜日

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東宝「隠し砦」2日間で1.8億円、WB「最高の〜」1.9億円など
  Date: 2008.05.13.
  From: 文化通信速報
  URL: http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/article.php?storyid=20172


 東宝配給「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」は、5月10日から公開され、10、11日の2日間で全国動員13万7590人・1億7890万6150円を記録した(315スクリーン)。これは、「陰日向に咲く」(19億2千万円)の73・9%。

 パソコンとケータイを使ったWEBアンケートによると、客層は男女比が3対7。主に、松本潤、長澤まさみのファンの女性が多かった。年齢別では、20代が26・2%ともっとも高い。次いで、40代が18・8%、30代が16・3%、16〜19歳が14・9%となっている。職業別では、会社員が47・9%と約半数。全体的には、女性客のみならず、黒澤監督版からのファンと思われる中高年の男性まで、幅広い層となった。鑑賞動機としては、「内容が面白そう」が23・6%ともっとも高い。次いで「松本潤のファン」が23・4%、「出演者が魅力的」が14・0%。同作品はまた、今年のカンヌ国際映画祭のインターナショナルマーケット部門で上映が決定したことから、各国のバイヤーからの問い合わせが多くなっている。今後、客層の幅広さや満足度の高さなどから見て、さらなる動員アップが見込まれる。

 一方、洋画ではWB「最高の人生の見つけ方」が10日、好調なスタート。2日間で、15万2089人・1億9284万6400円を記録した。月曜日の平日も「相棒〜」に次いで好成績を上げている。40代、50代の世代から20代のカップルまで、こちらも幅広い客層。腰の強い興行が期待される。

 また、10日から公開されたブロードメディア・スタジオ配給「ミスト」は、2日間で5万4865人・7597万9100円を記録した。120館。客層は、男女比ほぼ6対4。全国の主要都市で満席の劇場が相次ぎ、高稼働となっている。午前中はシニア、中高年の夫婦。男性一人客。午後からレイトにかけては、若年層のカップルが来場。ただしR‐15指定のため、入場できない中学生のグループも見受けられた。最終的に、5億円も射程圏内としている、




往年の時代劇より往年のスターが強さ発揮
ニコルソン『最高の人生〜』、松潤『隠し砦』を上回るスタート

  Date: 2008.05.13.
  From: http://www.varietyjapan.com/
  URL: http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d000001lbe6.html


 黒澤明監督の往年の傑作時代劇をリメイクした『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』が、10、11の公開2日間で観客動員13万7590人、興行収入1億7890万円を記録した。このスタートは悪くはないが、少し物足りない数字と言える。最終的に、20億円に届くのは難しいかもしれない。

 人気グループ「嵐」の松本潤を主役に持ってきた狙いは、明らかに若者層を狙ったからだろう。事実、20代の女性客が多い。加えて、黒澤時代劇を知っているとおぼしい40代の男性客も結構見受けられるから、客層的には狙いどおりとも言えよう。ただ、問題はその絶対数。この広がりが今一つで、それが全体の動員に表れている。少しとっつきにくい面もある時代劇の興行的な難しさが影響したか。

 一方で 同じ10日から公開された『最高の人生の見つけ方』が、『隠し砦〜』を上回るスタートになったのが注目される。2日間で、15万289人、1億9285万円を記録。配給のワーナー・ブラザース映画(日本)によれば、最終的に20億円突破の可能性があるという。3日目にあたる12日(月)の動員も良く、その推移を見ての判断だろう。観客に年配者が多く、平日の動員がいいのが強みだ。ジャック・ニコルソンの出演作としては『恋愛小説家』(14億5000万円)を、 モーガン・フリーマンの出演作としては『ミリオンダラー・ベイビー』(14億円)を、それぞれ上回る出足となった。

 余命6カ月と宣告された男2人が、死ぬまでにやっておきたいことをリスト化し、次々に実行していく人生賛歌。といって、能天気な人生万歳映画ではなく、人生の機微をかみ締めるような深い内容になっている。このあたりが、身近なテーマの作品にどん欲な、昨今の日本の観客の関心をうまくとらえたと言えそうだ。

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